【施設長ブログ】(第3回) 「元気になる介護」の具現化を誓う
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皆さま、こんにちは。施設長の岩﨑です。春の陽気が心地よい季節となりました。今回は、私の部屋に届いた素敵な「春の贈り物」についてご紹介したいと思います。
先日、入居者の佐藤さんが4月のカレンダーを届けてくれました。そこに描かれているのは、見事な塗り絵の作品です。驚くべきは、その色彩の深さです。単色で塗るのではなく、何度も何度も色を重ねて仕上げられており、鳥の羽一枚一枚にまで命が吹き込まれたような、素晴らしい仕上がりになっています。佐藤さんが時間を惜しまず、丁寧に、丁寧に塗り進められたその仕上がりは、まるで命が吹き込まれたような力強さと温かな優しさに溢れています。
役割は意欲の源泉
佐藤さんがこうして丹精込めて作品を仕上げ、私のもとへ届けてくださる背景には「喜んでもらいたい」「自分の特技を活かして役に立ちたい」という非常に前向きで、力強い意欲があると感じています。人は誰しも、誰かの役に立っていると実感できたとき、自分の居場所を再確認できるものです。特に施設という環境において、「お世話をされる側」だけでなく「誰かに役に立ち、感動を与える側」になれることは、何物にも代えがたい尊厳と自信に繋がるのでないかと思います。
笑顔が循環する、わたしたちが目指す介護のカタチ
現在、このカレンダーは私の部屋の入口に飾られています。佐藤さんの素晴らしい作品が、ここで生活する方々や私たち職員の心を癒やし、施設の中に春を運んでくれています。佐藤さんの作品を通して笑顔の輪が広がり、それがご自身の自信の回復や、毎日の生活の張りにつながっていく、こうしたプラスの循環を施設全体に広げていけたらと考えています。
皆さまも施設長室の前を通る際は、ぜひ足を止めて、佐藤さんが描いた美しい春の情景をゆっくりとお楽しみください。これからも、こうした日々の小さな感動を一つひとつ積み重ね、当施設の理念である自立支援介護を実践し、おひとりおひとりがその人らしく、いきいきと暮らしていけるように「元気になる介護」の具現化に全力を尽くしてまいります。


